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パウリスタ大通りで爆弾騒ぎ=カバンの中にガスボンベ

 5日朝、サンパウロ市パウリスタ大通り付近で爆弾騒ぎがあり、同大通りが約3時間通行止めとなった。5日付伯字紙サイトが報じている。
 現場は、地下鉄2号線ブリガデイロ駅とパライゾ駅の間で同大通りと交差するレオンシオ・デ・カルヴァーリョ通りのタクシー乗り場で、午前7時15分頃、通行人が放置されたカバンを不審に感じ、警察に通報した。カバンの中には時限爆弾を連想させるガスボンベと時計があり、同大通りは7時50分から通行止めとなった。
 不審物からは少しずつガス漏れが起きており、通行人が近くでタバコに火をつけたりすれば死人の出る惨事となる可能性もあった。
 不審物処理のために派遣された軍警特別戦略行動隊(GATE)は、ボンベを空にするため、信管を入れ、ガスを利用した発砲を行った。その大きな音が爆発を想像させ、近隣者や通行人を驚かせる一幕もあったが、何事もなく事態は解決し、通行止めは午前11時5分に解除された。