ブラジル日本都道府県連合会(本橋幹久会長)の9月度代表者会議が開かれ、43団体の代表者が出席した。
7月に終えた第18回日本祭りに関し、山田康夫実行委員長(滋賀)より黒字4万632レとの最終決算が報告された。「赤字ではないがもう少し利益を出せたはず」と課題を口にした。
次回開催に向けた準備委員会の市川利雄委員長(富山)は、前回までの反省を踏まえ「来年は総予算330万レと規模も大きくなり、さらに予算を透明化させる必要がある。そのために実行委員を増員した。さらに各県人会からの協力も必要」と呼びかけた。
しかし一部からは、「個々の県人会行事ですら少ない役員に負担が集中している状況。人員が必要な目的を明示して欲しい」といった意見があり、拍手で同調する県人会も多くあった。
それに対し市川委員長は、「県連の存続のため今まで入ってこなかった若年層の力が不可欠。日本祭りを種にして、彼らを育てることも必要だ。会員にも強い態度で向かわなければ」と理解を求めている。
7月の収入は7万9814レ、支出は3万9416レ、8月はそれぞれ1万6629レ、8万5720レと報告された。