ブラジル広島文化センター(平崎靖之会長)は、『創立60周年記念式典』を25日午前10時から、文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開く。母県から湯崎英彦県知事、平田修己県議会議長、松井一實広島市長をはじめとした65人以上の大訪問団を迎える。
また式典後には60周年を記念して、県の伝統芸能である『広島神楽』の特別公演が、午後3時から(1時間前開演)大講堂で行われる。入場無料。
さらに前日24日からは、『戦後70年記念広島・長崎原爆ポスター展』を長崎県人会、ブラジル被爆者協会とラテンアメリカ記念館(メモリアル・ダ・アメリカ・ラチーナ、Av. Auro Soares de Moura Andrade, 664)で共催する。同じく入場無料。来月6日まで。
日本から送られた30点の原爆ポスターには、今回のために全てポ語で解説が添えられ、サンパウロ市イタケーラ区の州立ヒロシマ学校の生徒約90人が折った千羽鶴も展示される。
なお、初日午前10時半からは開会式が行われ、訪問団のほか総領事、サンパウロ州知事なども出席予定。
平崎会長は、「沢山の方々と共に60周年を祝い、そして平和について考えることは、大変意義深いことだ」と話した。
問い合わせは同文化センター(11・3207・5476)まで