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セレソンに召集されたカシオ(Daniel Augusto Jr./Ag. Corinthians)
セレソンに召集されたカシオ(Daniel Augusto Jr./Ag. Corinthians)

セレソン南米予選のメンバー発表=復帰のネイマールにカシオら

 サッカー・ブラジル代表(セレソン)のドゥンガ監督は11月12日、17日に行われるワールドカップ南米予選の対アルゼンチン、対ペルー戦に出場する23人を発表した。
 選ばれた選手は以下の通りだ。
 〈キーパー〉ジェフェルソン(ボタフォゴ)、アリソン(インテルナシオナル)、カシオ(コリンチャンス)
 〈サイドバック〉ダニーロ(レアル・マドリッド)、ダニエル・アウヴェス(バルセロナ)、フェリペ・ルイス(アトレチコ・マドリッド)、マルセロ(レアル・マドリッド)
 〈センターバック〉ダヴィド・ルイス(PSG)、ミランダ(インテル・ミラン)、マルキーニョス(PSG)、ジル(コリンチャンス)
 〈ボランチ〉ルイス・グスターヴォ(ウルフスブルグ)、エリアス(コリンチャンス)、フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)
 〈ミッドフィールダー〉ウィリアン(チェルシー)、オスカール(チェルシー)、ルーカス・リマ(サントス)、レナート・アウグスト(コリンチャンス)、カカー(オーランド・シティ)、ダグラス・コスタ(バイエルン・ミュンヘン)
 〈フォワード〉ネイマール(バルセロナ)、フッキ(ゼニト)、リカルド・オリヴェイラ(サントス)
 今回の注目は、コパ・ブラジルで受けた出場停止処分が解けたネイマールの復帰だろう。これで攻撃が通常の形に戻るが、同時に右サイドバックのレギュラー、ダニーロも怪我から復帰した。
 また、前節ベネズエラ戦で好評だった、リカルド・オリヴェイラ、カカーの35歳、33歳のベテラン・コンビが今回も顔をそろえた。
 そして今回はキーパーに、12年に日本で行われたクラブ・ワールドカップでコリンチャンスに優勝をもたらした巨漢キーパー、カシオが選出された。2番手キーパー、マルセロ・グローエ(グレミオ)の負傷での召集となった。カシオは13年2月にも召集を受けたことがあるが、試合出場歴はない。
 また、現在、全国選手権で首位を独走中の好調コリンチャンスからはカシオを含め、最多の4人が選出されている。
 一方、1、2節が不調で召集が不安視されたオスカールの名前が入っており、これを不満とするファンたちは、オスカールを槍玉にすると共に、ルーカス(PSG)、フィリペ・コウチーニョ(リバプール)、ジャジソン(コリンチャンス)といった選手の落選を嘆く声が上がっている。
 また、現在、スペイン・リーグでレアル・マドリッドの先発メンバーで活躍しているボランチのカジミーロや、14年W杯の主将で実績十分のチアゴ・シウヴァ(PSG)らの1、2節に続いての落選を疑問視する声も少なくない。
 12日の相手のアルゼンチンは、故障で長期戦線離脱中のメッシが復帰出場できるか否かが微妙な状態にある。(22日付グローボエスポルテなどより)