2月に開設された下院ペトロブラス(PB)議会調査委員会(CPI)が22日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)に関する政治家の起訴もせず活動を終えたと23日付G1サイトが報じた。同CPIは22日未明にルイス・セルジオ報告官(労働者党・PT)の最終報告承認で終了した。
同CPIでは、労働者党(PT)中央会計ジョアン・ヴァカリ・ネット被告が証言した日のリスなどの乱入、LJ主犯の闇ブローカー、アルベルト・ユセフ被告の元恋人のネウマ・ミツエ・ぺナッソ・コダマ被告がロバルト・カルロスの「アマダ・アマンテ(愛される愛人)」を歌う、ウゴ・モッタ委員長(民主運動党・PMDB)が、PBでの贈収賄疑惑の政界での中心的人物の一人で、10年に他界したジョゼ・ジャネーネ元下議(進歩党・PP)の「遺体解剖」を求めるなど、予想もしないハプニングなどもあった。
LJでは、3月のCPIで秘密口座の存在を否定したが、その後に口座の存在や収賄の事実を検察庁に知られたエドゥアルド・クーニャ下院議長(PMDB)ら、連立与党のPT、PMDB、PPを中心とする政治家が連警の疑惑者リストに名を連ねている。
連邦検察庁は既に、クーニャ氏も含む複数の議員らを最高裁に起訴しているが、同CPIの最終報告で責任を問われた政界関係者はヴァカリ被告のみだった。
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