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LJ=コレア被告に重い実刑判決=メンサロンに続く有罪に

 パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事が29日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で起訴されていた進歩党(PP)元下議のペドロ・コレア被告に、収賄と資金洗浄で20年7カ月の実刑判決と220万レアルの罰金を言い渡した。30日付伯字紙が報じている。
 PPは04年にラヴァ・ジャット主犯格のPB元供給部長、パウロ・ロベルト・コスタ被告を推薦した政党で、もう一人の主犯の闇ブローカー、アルベルト・ユセフ被告の手元には同被告や同党関係者に790万レアルを送金した記録がある。同被告は、現金も含め、最低1170万レアルを受け取ったとされている。
 同被告は13年にメンサロン事件の裁判で犯罪計画、収賄、資金洗浄で9年5カ月の実刑判決を受け、服役中だが、今年4月に再逮捕された。コスタ被告の証言では、贈収賄が行なわれたのは10年で、メンサロンで起訴された後のことだ。
 同日は、同被告元秘書のイヴァン・ヴェルノン・ゴメス・トーレス・ジュニオル被告と闇ブローカーのラファエル・アングロ・ロペス被告も有罪となったが、コレア被告の息子のファビオ被告とその妻のマルシア被告は無罪となった。

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