【リオデジャネイロ共同】サンパウロ州サントスで先月、日本人男性が強盗に銃で撃たれて死亡した事件で、発砲したとされる容疑者の16歳の少年が事件の翌日に同州内で死亡していたことが分かった。地元メディアが3日、警察当局の話として伝えた。
少年は、サントスに近い同州サンビセンテで警官を襲撃しようとして逆に警官に殺害されたという。
サントスの事件は先月19日未明に発生。バス停にいた日本人男性ルアン・オオシロさん(18)=漢字表記不明=が2人組の男に襲われ、撃たれて死亡した。オオシロさんは千葉県市原市生まれで、14年前から父親と弟と共にブラジルで生活していた。
警察は目撃証言や監視カメラの映像から容疑者2人を特定。もう1人の容疑者(19)の行方を追っている。