パラナ日伯文化連合会(リーガ・アリアンサ、折笠力己知会長)とパラナ日本語教育センター(嶋田巧センター長)の主催で、日本ブラジル外交関係樹立120周年、パラナ州日本人入植100周年を記念し、「三州・パラグアイ交流日本語お話大会」が10月10日午前、同州ロンドリーナ市のパルケ・ネイブラガで開かれた。
日本語学習者の語学力向上だけでなく、隣国パラグアイの青少年との交流、および日本との友好に貢献する人材育成を目的としている。パラグアイと南麻、聖、パラナの各州から74人の参加があった。
日伯両国歌斉唱に続き開会式が行われ、折笠会長、嶋田範男実行委員長、池田敏雄在クリチーバ総領事、西森ルイス連邦下議、全パラグアイ日系人教育推進委員会の根岸作嘉委員長らの挨拶があった。
発表は4組に分けられ9~10歳、11~12歳、13~14歳、15~16歳の順に行われた。各組3位までの入賞者には、在クリチーバ総領事館から記念の腕時計が贈られた。また特別賞(最高点)には、「文化の違い」をテーマに話したD組(13~14歳)の片山よしあきさん(マリンガ)が選ばれた。
翌11日はパラナ日伯文化連合会会館で、生徒交流会を開催。また参加校の教師や役員が参加して、反省会と来年の開催について話合いが行われた。
来年は南麻州で開催される予定。南麻州日伯文化連合会の城田芳久会長は「ロンドリーナのようには出来ないかもしれないが、皆で頑張って開催する」と述べた。