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コチア青年=喜寿、傘寿など祝う=今年は199人が該当

 第一陣の着伯から60周年を迎えたコチア青年の還暦、古希、喜寿、傘寿の合同祝賀会が10月18日午前、サンパウロ市の宮城県人会館で行なわれた。当日は25人の該当者本人が訪れ、親族など100人を越える関係者が祝福した。
 今年は還暦(60歳)1人、古希(70歳)25人、喜寿(77歳)79人、傘寿(80歳)94人が該当。賛助会員、花嫁移民を含む計199人が節目の年を迎えた。来賓の中前隆博在聖総領事は「今もなお移住当時の志を背負い貢献しておられる。60周年式典が成功裏に終わったことも感銘深い」と祝福。日系3団体代表も祝辞を送った。
 代表謝辞に立った山下治さん(2次1回)は、「外交120周年で皇室をお迎えするなど、意義深い年に節目を迎えたことは感激。部落の新設に燃え、農村を立ち上げたことは貴重な経験だった」と懐古した。
 高橋一水元会長の発声で乾杯し昼食会へ。野村愛國さん(1次12回)の安来節(どじょうすくい)、山下譲二文協副会長の謡曲、各人のカラオケといったアトラクションで大盛り上がりに終わった。