16日夜、南マット・グロッソ州北東部で不審な小型機を見つけた空軍機が追跡し、サンパウロ州北西部にある農園内の離着陸場へ着陸させたところ、350キロのコカインが見つかり、操縦士と商人が逮捕された。
追跡された小型機はエンブラエル社のEMB―810Cで、空軍機から着陸命令が出された後も飛行を続けたため、連邦警察官が同機に向けて発砲して警告を与えた。
小型機には46歳の操縦士と48歳の商人がおり、コカインを届け終えた時には、操縦士は5万レアル、商人は10万レアルの報酬を受け取る事になっていたという。コカインは700万レに相当すると見られているが、二人共、コカインの出所については口を閉ざしている。
警察は二人を国際的な麻薬密輸の現行犯として逮捕し、ペナポリスの刑務所に送った。(17日付G1サイトより)