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ブラック・フライデー=国民の7割が利用する意向=財布の紐はそれでも固い?

 感謝祭(サンクスギビング)の翌日の27日は1年で最も買い物が盛んなクリスマス商戦の初日で、小売店も大幅な黒字を期待するブラック・フライデーだ。ブラジルでもこの日に安売りを行う店が増え、74%の人はそれを利用する意向だが、予算額は約760レアルの見込みと19日付エスタード紙が報じた。
 ブラック・フライデーは店頭とインターネットで展開され、クリスマスのプレゼント購入用に利用する人が増えている。売上低下に悩む小売店にとっては、起死回生の機会でもある。
 ただ、11月初旬に行われた調査によると、74%の人がこの習慣を利用する意向だが、予算額は昨年の800レアルを下回る760レアル。インフレを考慮すれば実質10%以上減となる。
 また、ブラック・フライデーでの割引率は直前に吊り上げた店頭価格に対する%で表示され、平常価格から見れば安売りになっていないとの声もあるので、購入希望の品の価格は今の内に確認しておくと良い。〃安い〃からと不要な物も買い込む危険性もあるので、クリスマス商戦での売れ残りの品を安売りする1月のサルドンを利用するといった計画性も必要だ。