リオ市北部サンジャヌアリオ競技場で19日に行われたサッカーブラジル全国選手権第36節で、サンパウロ市に本拠を置くコリンチャンス(SCCP)と、リオ市に本拠を置くバスコ・ダ・ガマが対戦した。SCCPは勝てば優勝のこの試合を1―1の引き分けで終えたが、同時刻開催の試合で2位のアトレチコ・ミネイロがサンパウロに敗れたため、3節を残して4年ぶり、6度目の全国制覇を成し遂げた。
その試合からわずか3日後の22日、SCCPはサンパウロ市東部のアレーナ・コリンチャンスで、同市に本拠を置くライバルのサンパウロFCと対戦した。
優勝が確定しているSCCPは疲労も考慮し、多数のレギュラー選手を温存、これまで出番の少なかった控え選手を多く出場させた。対するサンパウロFCは来年のリベルタドーレス杯出場のためにも負けられない一戦で、必勝体制を敷いた。
苦戦の予想されたSCCPだが、控え選手が大奮起した。コーナーキックを効果的に活用し、前半だけで3―0とすると、後半も攻撃を緩めず、この伝統カードでは史上最大の6―1の大差で快勝。その後の優勝セレモニーに華を添えた。
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