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経済危機で宅配フードが好調

 昨今の景気低迷でローストチキンの宅配サービスなどが増えたと1日付エスタード紙が報じた。
 ブラジルバー・レストラン協会(Abrasel)は、今年のフード・ドリンク類の宅配や持ち帰り専門形態の売り上げは、昨年より10億レアル増の90億レアル程度になると見ている。同協会のパウロ・ソルムッシ会長は経済危機で消費者は食費や〃周辺出費〃の節約を考え始めたとし、「家で食べれば飲み物代も不要だし、交通費もかからない」と説明する。
 ローストチキン宅配行を始めたアドリアーナ・カマルゴ・ブランカリオンさんは、宅配サービスの方がレストランよりも収益率が良い事を実感する一人で、月5万レアルを売り上げる。主な顧客は一人暮らし、会社勤めの人で、週末はファミリー層が増えるという。