ブラジル日本都道府県連合会(本橋幹久会長)が11月の代表者会議を、文協ビルの同会会議室で開催した。来年7月8日から10日に開催される『第19回日本祭り』について、市川利雄同祭準備委員長(富山)から進捗状況が話された。
前回、建設が追いつかずに不満が続出した会場「サンパウロ・エキスポ」の駐車場について、写真と共に完成したことが報告された。4500台が収容可能ですでに稼動しているという。
新たに建設中の施設も工事が進んでおり、既に一部が利用可能になっていることも合わせて報告された。
来年は県連発足から50周年を迎え、同祭も記念事業としての開催となる。ロゴマークの考案と共に、委員会も編成されることになった。記念事業としては式典、記念誌発行が既に予定されており、その他の記念事業について意見が交わされた。
中沢宏一宮城県人会長は県連が主導する「日本語の拠点」設立を考案。日本人学校、日本語センター、日伯文化連盟(アリアンサ)等、数箇所に分かれる日本語関係の団体を「まとめられるのは県連しかない」と訴えた。
記念事業については今後も意見が募られ、来年に向け、日本祭りとあわせて検討される。