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東西南北

 現在、ラヴァ・ジャット以外でも様々な疑惑を抱えるルーラ前大統領の友人の牧畜企業家、ジョゼ・カルロス・ブンライ氏が話題を呼んでいる。彼の存在が、これまで大統領経験者を裁いたことのないブラジルの歴史を揺るがすか否か、今後も注目される。その一方、お隣のアルゼンチンでは1日、同国で90年代の約10年間大統領をつとめたカルロス・メネム氏に対し、武器輸出の罪で4年半の実刑判決を言い渡した。同国では過去にも同氏に有罪を下しているほか、軍政時代の独裁者ビデラ元大統領にも実刑を履行させている。ルーラ氏の犯罪性の有無がどうこう以前に、勇気ある捜査や判断を望みたい。
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 ペルナンブッコ州を筆頭に14州に広がった、妊婦がジカウイルスに感染したことに伴うと見られる小頭症児増大が、世界的にも注目されはじめた。世界保健機構(WHO)は1日、世界140カ国に対し、ネッタイシマカを媒介して感染するジカウイルスのブラジルでの罹患状況や小頭症児の誕生との関係性、同病とギランバレー症候群との関係性などのレポートを添え、ジカウイルスによる小頭症を警戒するよう注意を呼びかけた。国内はもちろんだが、国際的な拡大は阻止したい。
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 元セレソン監督で現在はクルゼイロを率いるマノ・メネゼス氏に、中国のサッカー・チームから監督のオファーがあったことが明らかになり、マノ氏も前向きだという。実現すれば、フェリポン氏に続くセレソン指導者の監督就任となる。20数年前に日本がやっていることを、現在は中国が行っている形だが、この傾向はいつまで続く?