日系企業の駐在員に向けた語学研修を提供する「BrAsia(ブレイジア)」(本社=東京都中央区、2014年設立)から小川善久代表取締役が来伯し、挨拶のため来社した。
同事業はブラジル赴任が決まってからの数カ月間に、最低限のポ語を身につけ、自己学習が可能なレベルにすることを目標にしている。
日系人を中心とした「活きたポ語」を知る講師陣が企業に出向き、マンツーマンで指導する。サンパウロ市とポルトアレグレの語学校と提携があり、赴任後の研修にも対応。
小川さんは会社員を経て05年、中国語の研修会社「漢和塾」を設立。自身が外語大でポ語を専攻した縁で、新たに同事業部を立ち上げた。
現地校の体験入学や各地の視察を重ね、今回で9回目の来伯。一般社団法人「日本ブラジル中央協会」理事も務める。
「自分の経験を通して、学ぶ目線に立った研修を提供している。今後もライフワークとして、事業を展開させたい」と意気込みを語った。