ホーム | 日系社会ニュース | パラー商議所=創立30周年、200人が祝う=州知事ら賓客多数が出席=山田初代会頭、理事ら表彰
鏡割りで節目を祝う山田会頭(右端)ら
鏡割りで節目を祝う山田会頭(右端)ら

パラー商議所=創立30周年、200人が祝う=州知事ら賓客多数が出席=山田初代会頭、理事ら表彰

 【パラー州ベレン発】パラー日系商工会議所(山田フェルナンド会頭)の『創立30周年記念式典』が11日夜、ベレン市内のプリンセーザ・ロウサン(旧ヒルトン)ホテルで行われた。在ベレン総領事事務所の小林雅彦所長、垂井恒治副領事、汎アマゾニア日伯協会の生田勇治会長、アマゾニア日伯援護協会の山本ジルベルト会長ら日系諸団体代表や、シモン・ジャテネ州知事らのブラジル社会の招待客など約200人が参加、節目の年を盛大に祝った。

 同会議所は、1985年1月29日に27社の法人会員と3人の個人会員をもって創立した。日系社会においてサンパウロ州、リオデジャネイロ、パラナに次ぐ4番目の商工会議所になった。現在個人法人、会社法人あわせて、55社の法人会員が登録されている。
 会議所は式典で30周年を記念し、今年4月になくなった山田純一郎初代会頭(享年89)に感謝の盾を贈呈した。アマゾン地方最大のスーパー網「Y・Yamada」を父義雄と共に創業し、同会議所会頭を22年間務めた。山田現会頭は純一郎氏の息子だ。
 また創立当初から理事を務める神園良生、岡島博、山本陽3氏、会議所の発展に寄与した個人及び団体に対し、同様の盾を送り、感謝を示した。(パラー州通信員=下小薗昭仁)