エスピリト・サント州(ES)ヴィラ・ヴェーリャ市ボア・ヴィスタの丘で、1日午後6時頃に落石が発生し、3軒の家屋が破壊され、少なくとも14人の負傷者を出したと2日付エスタード紙、5日付G1サイトが報じた。
同州の公共保安・社会防衛課(Sesp)は1日、「負傷者4人が消防隊に救出され、移動緊急医療サービスで手当てを受けた。行方不明者は出ていない」と発表した。
消防車両5台が1日の午後10時まで現場に待機し、状況を見守った。事故直後から、地元軍警所属の航空輸送作戦センターのヘリが救出作戦に加わった。
同州防災局が5日に発表した鑑定書によると、今回の事故は、巨大な岩が風化し、亀裂が生じて割れた後に、土砂崩れが起きて転がり落ちたもので自然災害だという。
現場付近に住む住民達は一時退去を余儀なくされ、避難所の学校などに身を寄せている。5日までにボア・ヴィスタの丘から立ち退いた住民の数は1300人を超えており、355世帯、1217人は市側も正式な避難者として登録している。
市は2次災害防止のため、5日より、割れて散乱した岩の撤去と、崖の途中に残っている岩の固定を行うと発表した。
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