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邦人殺害の容疑者逮捕=ブラジル、16歳の少年

 【リオデジャネイロ共同】サンパウロ州サントスで昨年10月、日本人男性が強盗に銃で撃たれて死亡した事件で、警察当局は11日までに同州内で16歳の少年を逮捕した。警察はもう1人の容疑者の男(19)の行方を追っている。地元メディアが伝えた。
 事件は昨年10月19日に起きた。パーティーから帰る途中でバス停にいた日本人男性ルアン・オオシロさん(18)=漢字表記不明=が2人組の男に襲われ、撃たれて死亡した。オオシロさんは千葉県市原市生まれで、10年以上前から父親らとブラジルで生活していた。
 事件をめぐっては、昨年11月、サンパウロ州内で事件翌日に警官を襲撃しようとして逆に警官に殺害された別の16歳の少年が容疑者の1人と報道されたが、事実誤認だったという。