まもなく発表される国際交流基金の最新データでは「海外の日本語学習者」は400万人を越える見込みだとか。79年と比べると何と30倍以上に増えた。
日本語を学ぶ理由で「継承語だから」(日系人)は1割程度。あとの9割が非日系の学習者で、「日本の文化が好き」とか「ビジネスで使う」など様々。
教師側の教える動機はどうか―。先日出会った日本人移住地のあるベテラン教師の言葉「ブラジルに無い日本的な考え方を学んで、歴史・現状を理解できるようになってほしい。語学自体が目的ではなく社会を見る目をつけて欲しい」を思い出した。
この考え方が理想的ではないかという気がする。とはいえ、件の教師は「ろくに日本の社会のこと知らない人が教師になることもあるんだよな」とも嘆いていた。日本社会のことを知るならやはりNHK視聴か、邦字紙の購読? (桃)
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