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引き渡されたアレーナ・カリオカ1とパエス市長(車椅子)(Beth Santos/PCRJ(12/01/2016))
引き渡されたアレーナ・カリオカ1とパエス市長(車椅子)(Beth Santos/PCRJ(12/01/2016))

リオ五輪=バスケ会場完成引渡し=15日からはテストイベントも

 8月開幕のリオ五輪と9月開幕のリオ・パラリンピックで、バスケットボール、車椅子バスケットボール、車椅子ラグビーの会場として使用されるアレーナ・カリオカ1が、12日にリオデジャネイロ市からブラジル五輪委員会(COB)に引き渡された。
 15日~17日には、同会場最初のテストイベントとしての国際女子バスケットボール大会が、ブラジル、オーストラリア、ベネズエラ、アルゼンチンの4カ国の代表を迎えて行われる。
 リオ市のエドゥアルド・パエス市長は、同会場が官民合同プロジェクト(PPP)で、税金の負担が少なく完成したことを強調した。
 高さ33メートル、面積3万8千平方メートルの同アレーナは1万6千人が収容出来る。COBは満員の動員を見込んでいる。
 リオ西部、バーラ・ダ・チジュッカに位置するオリンピックパーク内のアレーナ・カリオカは、バリアフリー設計になっており、小児用トイレ、身障者用トイレも設置されている。
 バスケットボール、ブラジル女子代表選手だったオルテンシアは、会場の出来栄えを賞賛し、自分も現役のうちにプレーしてみたかったと打ち明けた。「自分が出た96年大会がここだったら、優勝できていたかもしれない。地元ファンの大歓声を背に受けて。本番でも応援の力はとても重要よ」と語った。
 前回、前々回の大会にブラジル代表として出場し、今大会にも出場の可能性のある、車椅子バスケットボール女子選手のリア・ソアレスも、ファンの重要性を認め、「会衆はこぞって私達を応援してくれるはずよ。ファンの応援を受けてプレーするのはとっても良いわ。応援がないときよりずっと自信が高まるの」と語った。(13日ジョルナル・ド・ブラジルサイトより)