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アカデミー賞=ブラジル製アニメもノミネート=ジブリ作品などと賞争い

 現地時間の14日朝、米国ロサンゼルスで第88回アカデミー賞のノミネートが発表され、ブラジル人アニメ映画監督の作品が最優秀長編アニメーション映画部門にノミネートされた。同日付伯字紙サイトが報じている。
 ノミネートを受けたのは、アレー・アブレウ氏(44)の「オ・メニーノ・エ・オ・ムンド」で、ブラジルでは2014年1月に一般公開されている作品だ。米国で「ボーイ&ザ・ワールド」の名で公開されたのが昨年12月のため、今年の対象作品として扱われた。
 1人の孤独な少年の旅を描いたこの作品は、これまでフランスやポルトガルのアニメ映画祭で作品賞を受賞していたが、この功績が認められた形となったようだ。
 同じくノミネートされた作品は、米国の世界的アニメ企業ピクサーの「インサイド・ヘッド」や、イギリスの人気アニメ「ひつじのショーン」、人気脚本家チャーリー・カウフマン作の「アノマリザ」、日本のスタジオ・ジブリ製作の「思い出のマーニー」と、強敵が揃っている。
 アカデミー賞授賞式は2月28日に行われる。