日本郵便はブラジル宛て船便扱いとする国際通常郵便物の引受を、3月1日以降停止することを19日公式ホームページで発表した。
日本の物流ニュースサイト「ロジスティック・トゥデイ」の19日付けの報道によれば、当地の郵便事業体「コレイオス」が税関合理化に伴い、受入れを停止する旨を通知したことによるもの。
なお、船便扱いとする国際小包郵便物については受入れを継続する。
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国際通常郵便物の「船便」の受入れ停止とあるが、つまり「航空便」についてはこれまで通り。どのくらい利用者にとって実害があるか調べてみた。主に書類を送る際に利用されるのが「通常郵便」だ。公式HPで調べてみると、手紙(定型外、50グラム)を船便で送った場合は160円で3カ月前後を要し、航空便の場合は300円だが、わずか9日で届く。本などを送る場合に気長に待てる人ならば船便を使っていいだろうが、少しのお金を惜しんで9月に年賀状を送る人はいないような…。どちらにしても大半の人にとっては、大きな改正というわけではなさそう。ちなみに国際小包で同様の手紙を送った場合は船便が220円、航空便が3200円だとか。