25日はサンパウロ市の創立462周年記念日で、市内では、24日から25日にかけて多くの催しが開催された。
今回の市制記念日は23日から3連休ということもあり、連休を活かして市内各地で多くのイベントが開催された。
特に話題を呼んだのは二つで、最初は24日夕方に西部ファリア・リーマ大通りの交差点で行われた、ベテラン女性アシェー歌手のダニエラ・メルクリのショーだ。このショーでは、特設会場の前の同大通りや歩道橋に彼女見たさの人が大挙して賑わいを見せた。
25日夕方には、サンパウロ市が主催する無料コンサートが西部のチエテ体育館で行われ、ブラジル音楽界を半世紀にわたり牽引する大ベテラン、ジルベルト・ジルが登場。ジルと言えば、親友カエターノ・ヴェローゾと並ぶバイア州を代表する存在であるが、「サンパウロ市はブラジルにとっては不可欠な街。君たちに心からおめでとう」と言って、数々の代表曲を披露して、3万人のファンを魅了した。
市内各地では、大道芸や、欧州起源の文化イベントやサンバのショーなどが行われ、雑多な文化が混ざり合ったサンパウロ市らしい光景が見られた。
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