インドネシアのジャワ島東部で10日、ブラジル製の戦闘機が住宅街に墜落し、3人が死亡する事故が起きた。
墜落したのはエンブラエル社が製造した戦闘機のスーパー・トゥッカーノで、訓練飛行中の兵士2人と事故機が直撃した民家にいた女性1人が病院に運ばれたが、助からなかった。
同国国防相によると、事故機は比較的新しく、整備状態も良かったという。事故原因は機械の故障と人的なミスが考えられ、具体的な調査が始められる。
同国はエンブラエル社製の戦闘機16機を2億6千万ドルで購入しており、8機が既に納品されている。
同国では2カ月前も訓練中の戦闘機が墜落し、操縦士2人が死んだばかりだ。また、2015年6月にはスマトラ島北部のメダン市で、離陸中の空軍機が住宅地に墜落して142人が死亡する事故も起きている。(10日付G1サイトより)
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