15日、米国ロサンゼルスで、世界最大の音楽賞、グラミー賞の授賞式が行われ、ブラジル人ピアニストのエリアーネ・エリアス(55)も初受賞の栄冠に輝いた。16日付伯字紙が報じている。
エリアーネは今回、自作「メイド・イン・ブラジル」でラテン・ジャズ・アルバム部門にノミネートされ、見事受賞した。エリアーネはキャリア30年を超えるベテランで、米国を拠点に、息の長い活動をしている。
受賞者の発表はブラジリア時間で午後11時からのテレビ中継の前に行われた。
エリアーネ自身は会場には姿を現さなかったが、自身のフェイスブックで受賞報告を行い、親友やファンに英語でその喜びを語った。
また、ワールド・ミュージック・アルバム部門では大ベテランのジルベルト・ジル(73)がノミネートされ、自身3度目の同賞受賞を狙っていたが、アフリカはベナンの女性アーティスト、アンジェリーク・キジョーに敗れ、惜しくも受賞はならなかった。
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