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ジュンジアイー=警備隊の犬が麻薬を発見=地面の下からは人の骨も

 サンパウロ州内陸部ジュンジアイー市で23日午後、訓練中の市警備隊の犬が雑木林の中に隠されていた麻薬を発見。現場からは地中に埋められていた頭蓋骨なども見つかった。
 麻薬や人骨が見つかったのは、フレデリコ・オザナン大通りの脇にある雑木林で、訓練中も様子が落ち着かなかった犬達が、小さな袋に小分けして管の中に隠してあった麻薬をかぎつけた。
 犬達がその近くに何か埋められている事も知らせたため、市警備隊のメンバーが掘り起こしてみたところ、頭蓋骨が見つかり、更に掘ると残りの人骨も出てきた。
 発見された麻薬は、2094袋の大麻(15キロ420グラム)と487回分のコカイン(700グラム)で、包装用の袋8キロ、アクリル糊2瓶も一緒にあった。
 人骨は既に腐敗が進んでおり、性別は判別不能だったが、現場に急行した市警と鑑識班が骨を回収し、法医学研究所に持ち込んだ。
 また、グアルーリョスの国際空港でも同日、いわしの缶詰と書かれたモザンビーク行きの荷物の中から、143キロのコカインが発見された。
 連邦警察によると、箱に記載された情報と荷物の重量が一致しないのを不審に思った係官が荷物をとりわけ、警察犬の助けも借りて調べた後にX線をかけてみたところ、レンガ様に固め、パーティ用の風船や青いグリスと共に透明なシートで包んだコカインが見つかったという。
 23日午後3時頃には、フランス行きの便に乗り込もうとした23歳のブラジル人女性が、トランクに偽の底を張り、麻薬を隠して持ち込もうとして逮捕されるという事件も起きている。(23日付G1サイトより)