ジカ熱やデング熱への恐怖感が増す昨今、いきおい、蚊の発生しやすい水溜まりは気になりやすいが、2日付アゴラ紙の報道によると、意外なところに蚊の繁殖地を作ってしまっている場合もあるという。同紙が指摘したのは、サンパウロ市セントロのルス駅にあるCPTMの乗り場の屋根だ。同駅の屋根は改修作業中で、改修部分に張られたプラスチックのシート上に、金属の骨組みとガラスとの隙間から入りこんだ水が溜まっている。しかも、現在はまだ雨季の最中。シート上に溜まる水を恐れて駅員にも苦情が多く寄せられているという。CPTM側は「随時清掃している」というが、気の抜けないところだ。
◎
2日、大サンパウロ市圏モジ・ダス・クルーゼスで、高級コンドミニオを狙い、小型のドローンを使用して窃盗を行っていた5人組の犯罪集団が逮捕された。この集団は、ドローンを使ってコンドミニオ内の地形や住人の内情を調べ、狙うのを家族と決めた場合には、子供を誘拐すると脅して、金を出させたりもしていたという。犯罪は最低9回は繰り返されており、同市のほか、アルジャーやジャカレイ、サンジョゼ・ドス・カンポス、カンピーナスでもコンドミニオや銀行を襲っていた。
◎
ブラジルを代表したコメディアンで、2012年に死去したシコ・アニージオの孫のリアン・ブリトさん(25)が3日午前、リオ州フルミネンセ北部のキサマン市の海岸で遺体となって発見された。俳優のニゾ・ネットの息子でもあるリアンさんは、2月23日に音信を絶ち、捜索が行われていた。死因はまだ不明で、警察が調査中だ。