シンクロナイズドスイミング(SS)リオ五輪最終予選が2日にリオ市で開幕したと、2日付アジェンシア・ブラジルサイトが報じた。
五輪出場権のかかるこの大会は2日に開幕、6日まで、リオ市バーハ・ダ・チジュッカのマリア・レンク・ウォーターパークで開催される。
今大会は国際水泳連盟の主催で、デュエットと団体の予選には、世界27カ国からの選手が参加する。デュエットでの出場を決めている日本は5日と6日の団体の部に登場する。
ブラジルとロシア、中国、豪州、エジプトは既に、デュエット、団体両方で出場権を確保している。
団体の出場枠の残りは三つで、7カ国が争う。残り枠16のデュエットは、27カ国によって争われる。
21世紀になって3回の五輪(04年アテネ、08年北京、12年ロンドン)ではデュエット、団体共に、ロシアが金メダルを独占している。
12年のロンドン大会の団体は中国が銀、スペインが銅、デュエットはスペインが銀、中国が銅だった。
08年の北京での団体はスペインが銀、中国が銅、デュエットはスペインが銀、日本が銅で、04年のアテネでは団体、デュエット共に、日本が銀、米国が銅だった。
本番でも使われるマリア・レンク・ウォーターパークは屋根無しの屋外プールで、日本はそれを想定した練習に取り組んできた。
団体は7カ国中上位3カ国が出場権を確保できる。また、日本は団体トップでの予選通過を狙っている。