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来社した皆さん
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コチア青年2世・3世の会=第1回会議を開催、13日

 昨年60周年を盛大に祝った戦後移住者最大の集団「コチア青年」に、万を辞して青年部組織が発足することになった。コチア青年二世の飯星ワルテル連邦下議自らが会長となり、『コチア青年2世・3世の会』を発足、第1回会議を開催することとなった。13日午前9時から、コチア市役所講堂(Rua Batista Cepelos, 91 – Centro, Cotia)で行なう。
 1955年9月にサントス港に着いたコチア青年109人から、67年のさくら丸までの12年間、約50回の渡航が行なわれ、戦後移住者として最大2508人が海を越えた。今や平均年齢80歳となり、若い世代へのバトンタッチが課題となっていた。
 発足する同会の主なテーマは、農業の力を再び盛り上げること、日本の文化や教育を若い世代に引き継ぐこと。二世代表として、伊勢脇聖史さんが経営について講演し、日本に留学した三世がその経験を話す。
 そして飯星下議が会の今後について話す。その後、参加者の意見を聞く時間も持たれる。参加無料で基本的にポ語のみ。
 案内に来社した杓田ルシアナさん、白浜直美さん、明日幸さんは「コチア青年という名前を守り引き継ぎたい」と話し、「集まりが大きくなれば、日本とのつながりを強め、研修制度などを活発化できる可能性もある。第1回目なので、皆が何をしてほしいと考えているのか、まず意見を集めたい」と参加を呼びかけた。
 問い合わせは杓田さん(電話=11・99911・4484/同・99189・1290、メール=lmshakuda@uol.com.br)まで。


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 発足したばかりの『コチア青年2世・3世の会』では、会員のメリットになることを模索中だ。杓田ルシアナさんによると、会社経営や農業について専門家の講義を録画し、会員がインターネット上で見られるようにする計画もあるという。会議も基本的にフェイスブックなどを活用し、ネット上で行なう方針に。若い世代の集まりが成功すれば、他の日系団体も大いに参考になるのでは。