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国際交流基金=家族の絆描く「笠間焼」=聖、バウルーで上映会

「笠間焼」の一場面(提供写真)

「笠間焼」の一場面(提供写真)

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターがドキュメンタリー映画「笠間焼」(小久保由紀監督)の上映会を、29、30の両日、サンパウロ市とバウルー市で行なう。ポ語字幕付きで入場無料。
 サンパウロ市では29日、カイシャ・べラス・アルテス映画館(Rua da Consolacao, 2423, Cerqueira Cesar)で、午後7時半から。24日から同館で入場券配布。
 バウルーでは30日、文化センター「カルロス・フェルナンデス・デ・パイヴァ」(Av. Nacoes Unidas, 8-9 – Centro)で午後3時から。
 小久保監督は茨城県笠間市生まれ。8歳の時、両親が芸術家の夢を叶えるためニューヨークへ家族移住するも挫折。自身を米国に残して帰国してしまった。
 しかし2011年の東日本大震災を機に、故郷に戻ることを決意。被災した実家で余震を感じながら、陶芸家の両親に自分を放棄した理由を問い詰める映像を収めた。本作について詳細は(www.kasamayakifilm.com)にて。
 上映後は、小久保監督による講演も開催する。
 問い合わせは同センター(11・3141・0843/0110)まで。