『ブラジル日系文学』52号が刊行された。
創刊50周年にあたり、記念特集「ニッケイと文学 いったい何を書いてきたのだろうか」を組んだ。伊那宏さん、宮尾進さん、細川周平さん、醍醐麻沙夫さんなど15人が執筆。
その内、日系人として初めてブラジル出版界の最高峰「ジャブチ賞」を受賞した中里オスカルさんや、エスタード紙論説委員の保久原ジョージさん、TVクルツーラ編集局長の平リカルドさんら6人の文章は日ポ両語で読める。
また第33回武本文学賞の小説、随筆、翻訳、俳句、短歌の各部門における入賞作品も掲載。
その他「ブラジル政府の翻訳助成制度について」(小高利根子(こだかとねこ))、「第二次ジルマ政権の運命」(空出木)など。