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飯田領事部長らが帰国=サ総領事館3役職で異動

交代あいさつに訪れた飯田部長(左から3人目)ら

交代あいさつに訪れた飯田部長(左から3人目)ら

 在聖総領事館の人事異動に関し先月21日、交代あいさつのため飯田茂領事部長(63、埼玉)らが来社した。1941年に入省した同部長は、定年のため退職する。
 「サッカーW杯、安倍総理の来伯、外交120周年には秋篠宮ご夫妻も来られた。忙しく充実したブラジル赴任となった。各日系団体ともご縁を深く知る任期だった」と笑顔を見せ、丸2年間のサンパウロ市赴任を終え帰国する。
 部長代理として、大湊弘治領事(42、新潟)が新たに着任。アジア、中東、欧州などの勤務経験があるが中南米は初。「早くブラジルになじみ、邦人保護に努めたい」と意欲を見せた。
 査証班の鈴木俊哉領事(44、千葉)、戸籍・国籍証明班の金田充弘領事(39、東京)も帰任する。領事サービスの出張業務のため、30カ所以上の地方を訪れた金田領事は「移住当初の昔話を聞けて人生の勉強になった。特に初の地方出張となったアルバレス・マッシャードの日本人墓地を見て、感慨深い思いになった」と振り返った。
 後任にはそれぞれ高居真理領事(44、三重)、沼田真一副領事(38、茨城)が着任している。