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 和歌山県人会の会報第2号が発刊された。総会や短期訪日交流事業の報告ほか、婦人部が紅しょうがを仕込む様子も掲載されている。その紅しょうが約100キロは4月の屋台祭り、7月の日本祭りなどで売るお好み焼きの材料に。量も量だが、準備に婦人部22人が集るあたり、結束の強さをうかがわせる。「婦人部がしっかりしている日系団体は活動が盛ん」というコロニア金言そのまま。このあたりが、日本祭り売り上げナンバー1の理由かも。
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 また『ブラジル岐阜県人会便り』295号(3月発行)には、〃万年会長〃の筆頭だった山田彦次さんの退任の挨拶が掲載されていた。「任期は1990年2月から2016年2月までの13期26年間」とあるので、これは最長記録保持者ではないか。かつての〃万年会長〃の代表格、西徹さん(故人、三重県)も長かった―と調べてみると1986年から2004年の18年間でおそらく3位、2位はたぶん現役会長の中沢宏一さん(宮城県)では。1996年から現在までの20年間に加え、1984年から88年までの4年間もやっているから計24年だ。あと2年続ければ山田彦治さんと同じに。県連事務局で正式な「万年会長の東西番付表」を作ってみては?