リオ五輪開会式に2日先立ち、8月3日に開幕するリオ五輪男女サッカーの組み合わせ抽選会が、14日午前、リオデジャネイロ市のマラカナンスタジアムで行われた。
日本が惜しくも出場を逃した女子では、開催国のブラジルがスウェーデン、南アフリカ、中国と共にE組を形成する。
サッカーのみならず、リオ五輪全種目の中で最初に行われるのは8月3日の13時、リオのニウトン・サントス・スタジアムの女子のスウェーデン対南アフリカ戦だ。
注目の男子に目を移すと、開催国のブラジルのA組には南アフリカ、イラク、デンマークが入り、ブラジルには比較的楽な組み合わせになった。
注目されるのは、ほとんどがフル代表を経験しているポルトガルが、D組でアルゼンチンと同居した事だ。両チームは星勘定のできない初戦で、開会式の前日にリオのニウトン・サントススタジアムで顔を合わせる。
日本男子は前回ロンドン五輪4位、アジア予選を1位通過した実績を評価され、シード扱いとなったが、スウェーデン、コロンビア、ナイジェリアと共にD組に入り、シードの恩恵は余り受けられなかった。
さらに初戦と2戦目の試合会場がアマゾンのマナウスと気候面でも大きなハンディを背負う事になった。
マナウスで対戦するのはナイジェリア、コロンビアと暑さを苦にしないチームだから、14年W杯のような調整ミスだけは避けたいところだ。
日本は3戦目のスウェーデン戦を8月10日の19時よりサルヴァドールで行うが、同会場ではこの試合の後にデンマーク対ブラジル戦が行われるため、チケットの争奪戦は激化しそうだ。(規)
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