全国財・サービス・観光商業連合(CNC)が26日、今年の「母の日商戦」は昨年比4・1%減という、2004年来最悪の結果で終わるとの見通しを発表したと同日付G1サイトが報じた。
「母の日」を前にした1週間は年間で2番目に売上が大きな時期だが、今年は前年並みの売上さえ期待できないという。ただ、前年比の伸び率は近年最悪だが、売上そのものは57億レアルに及ぶ見込みだ。
CNCの調査によると、最も売れ行きが良さそうなプレゼントは、比較的廉価で購入し易い個人用品や日用品で、昨年比4・4%増が見込まれている。衣類や靴、アクセサリー類も2・3%増の見込みで、これら2種で売上の65・8%を占めると見られている。
CNCは母の日商戦にまつわる一時雇用の伸びについても調査しているが、こちらも、全国で昨年同期比5・6%減の2万5600人程度と、芳しくない。
CNCによると、この数字は、2万5400人だった2012年並の雇用数だという。
一時雇用が最も多いのは衣類や靴、アクセサリー部門で、全体の57・1%に相当する1万4700人を採用。それに次ぐのは、ハイパーまたはスーパーマーケットの4600人だという。