【らぷらた報知4月14日付】4月9日、〃ブエノスアイレス・セレブラ・ハポン〃と題され、2016年第6回秋の祭りが開催された。当日は盛りだくさんのプログラムが在亜日系団体連合会(FANA)により企画され、沖縄県人連合会内とサンフアン通りで、多くの日系団体の参加協力の下開催された。サンフアン通り沿いには食料やアルテザニアを販売するスタンドが並び、メインステージではいろいろなショーが繰り広げられた。
15時に開会式が行われ、夢海渡太鼓、剣道、日本舞踊、空手、琉球舞踊、グラシエラ仲宗根さんによる歌、ラプラタ太鼓、琉球サップカイ、琉球国祭り太鼓らがステージに上がりが見事な演目を披露した。
また沖連内のステージでは相撲、沖縄相撲、柔道、太鼓、コーラス、着物ショー、舞踊などが披露されるほか、ソルテオ(抽選会)が行われた。
沖連二階では茶道、アニメ、漫画、折り紙、着物、日本語、書道、料理、ウチナー文化、三線、しまくとぅば、踊りなどのワークショップが開催されていた。これらのワークショップは一日を通して22時まで開かれていた。
雨天だったが人々は楽しんでいたようすだった。毎年毎年参加者の数も増えている。ロドリゴさん(33歳)は日本に旅行したばかりで、「この祭りに来るのははじめて。1ヶ月前に日本へ旅行して大好きになった。僕は日本のピンとタトゥーがある。インターネットでこの祭りのことを知って日本のことをまた思い出すきっかけになるとおもって来ました」と語った。
若者の姿が目立った。アニメや漫画などに興味を持つ若者たちのようだった。シンティアさん(33歳)やマリオさん(46歳)家族のように、漫画やアニメをはじめとする日本文化が好きで参加した人が多かった。スタンドの人にも話を聞いた。雨天であるにもかかわらず、こんなにも人が集まるのは、西洋文化とはまったくま逆の日本文化に興味があるからに他ならないとコメントした。サラテから来た人、ラ・パンパから人など遠方はるばる訪れた人も多かった。
また、日本文化だけでなく日本語を学習する若者たちも目立った祭りだった。