若手民謡グループ「民」などが主催し、初となる『本荘追分ブラジル大会』が5月22日午前9時から、サンパウロ市の秋田県人会館(Av. Lins de Vasconcelos, 3390, Vila Mariana)で行なわれる。優勝者は8月、第33回本荘追分全国大会(秋田県由利本荘市)にブラジル代表として派遣される。
昨年末に実施が決まり出場者を募っていた(15年12月16日既報)。記念すべき第1回大会には、8~88歳まで約60人が参加する。パラナやミナスからも駆けつけるという。
日本国外での大会は初といい、由利本荘市からも長谷部誠市長、鈴木和夫市議会議長ほか、本荘追分保存会の佐林公善会長、さらには前年度優勝者の三浦九十九さんら10人が来伯することになった。
案内に来社した秋田県人会の川合昭会長、同市出身の伊藤武さん、民謡家の北原民江、海藤司さん、娘の紀世さんは開催に喜びを示し、「記念すべき第1回大会には、全日本王者の三浦さんらによるアトラクションも予定します。本場の民謡を楽しみながら、大会出場者にも声援を送ってほしい」と呼びかけた。
問い合わせは秋田県人会(11・5573・4107)、紀世さん(電話=12・98149・1996、メール=cintiakaito@gmail.com)まで。