全国自動車販売業者組合(Fenabrave)の3日の発表によると、今年4月のブラジルの新車販売台数は乗用車、小型商用車、トラック、バスを合わせて16万2915台で、21万9360台だった昨年同月比で25・7%減、3月比では9%減だったと3日付G1サイトが報じた。
16年第1四半期の販売台数の総計は64万4291台で、昨年同期の89万3744台と比べると27・9%減った。
小型商用車は経済危機の中でも持ちこたえ、販売台数も先月比で安定している。しかし、4月の乗用車の販売は前月比で10%、昨年同月比で26%のマイナスとなった。Fenabraveは、今年の乗用車、小型商用車の販売台数を223万台と見積もっているが、これは対15年比で20%のダウンとなる。乗用車と小型商用車の販売台数は、3年連続で減少している。
今年4月までに乗用車で最大の販売台数を記録したメーカーはシボレーで、10万1千台を売り上げた。2位は9万4千台のフィアット、3位には8万4千台のフォルクスワーゲンが続く。HB20の販売が好調なヒュンダイは4位で、トヨタ(5位)、フォード(6位)と続いている。
トラックとバスの落ち込みは、前月比31%、昨年同月比35%と更に大きく、年間販売台数は、昨年より22・5%減と見られている。
バイク販売は昨年同月比13・5%減、年間では5%減の見込みだ。
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