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東西南北

 サンベルナルド・ド・カンポ市在住のウェリントン・ガルシア・アロンソさん(44)が11日の夜、自宅で強盗に襲われ、首を切られて死亡した。証言によると、強盗は4人組で、全員未成年と見られている。またグループの1人は被害者と面識があり、犯行計画を作ったようだ。犯行グループはウェリントンさん宅から貴金属や現金、デビットカード、車を盗んで逃亡しており、誰も捕まっていない。盗まれた車は隣接するジアデマ市で燃やされ、放棄されていた。捜査線上にはウェリントンさんの友人の親類の17歳の少年が浮上している。
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 サンパウロ州カトリック総合大(PUC―SP)の女学生達が、サンパウロ市西部ペルジーゼス区で「性犯罪に注意」と書いた張り紙を貼っている。張り紙をした女学生グループの一人は「4月25日の夜に大学の近くで3人の暴漢に襲われたの」と語った。ジャーナリズム学科夜間部に通う女学生は、盗みと暴行に遭ったが強姦は免れたことも語った。その10日ほど後にも大学付近で同様の事件が2件も報告されるに至り、女学生達は携帯電話のメッセージアプリを使って、夜は集団で下校する対策を採り始めたという。
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 テーメル暫定政権で保健相に任命されたリカルド・バロス氏(進歩党・PP)は、任命された日のうちに、ネッタイシマカの繁殖を放置している事が発見された場合は「厳しい罰金」を課す事を継続すると発表した。デング熱、ジカ熱、チクングニア熱の感染拡大についてコメントを求められた同保健相は、「ネッタイシマカの早期撲滅を目指す」とした。