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東西南北

 15日、サンパウロ市西部ポンペイア地区で第29回ポンペイア・アート・フェイラが開催された。手工芸品や衣類、食べ物の屋台が、同地区の住民ばかりでなく、多くの客を集めた。NGOの団体が捨て犬引き取りのブースを出し、ロックやジャズバンドの演奏も披露された。同地区に住んで20年以上のロベルト・アタイーデさん(42)は、「歴史あるイベントが地域の価値を高めてくれる」と語った。主催者は人出を10万人と見積もっている。
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 14日夜、サンパウロ市南部のパライゾーポリスのファヴェーラで大規模火災が発生し、100軒以上の家屋が全焼。300世帯が住む家や行き場を失った。被害規模は1000平方メートルに及んだ。この火事で死傷者は出なかった。火事の現場は、14年11月に大雨で用水路が溢れた後、サンパウロ市によって危険地域に指定されていた。リサイクル品回収の人力車の男が、電線の銅線だけを手に入れるために合成樹脂部分を燃やした火が火事につながったと見られている。
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 14日午後、サンパウロ市中央パウリスタ大通りで、16年版の「大麻の行進」が行われ、数千人もの活動家達がデモ行進を行った。デモ隊は大麻合法化と、医療用途の使用解禁を求めた。デモ隊は午後5時ごろから、サンパウロ美術館下の広場に集りだした。デモ参加者は大通りをコンソラソン方面に行進し、アウグスタ街を北上、ルーズベルト広場に向かった。デモの通路は警察によって封鎖された。これまでのデモと違い、デモ主催者は参加者に対して行進中に大麻を吸うようには呼びかけなかった。