21、22の両日、サンパウロ市で「ヴィラーダ・クルツラル(VC)」が開催される。
5月の第3土曜から翌日の日曜日にかけての24時間、たっぷりと音楽や劇、映画などの文化活動に浸ってもらいたいという企画も、今年は第12回目となり、すっかり定着した感がある。
今年のVCは、20日(金)午後5時から同11時まで、イビランガ大通りとセー広場の間の12カ所行われる、音楽や芸術による「ハッピーアワー」で幕を開ける。
本番は21日(土)午後6時から22日(日)午後6時までで、日付変更後も続く24時間イベントだ。
ジュリオ・プレステス広場では、21日午後6時からのネイ・マットグロッソのショーなどの後、22日午前1時で一旦閉じられ、22日正午からのサンパウロ・オーケストラの演奏で再開する。ナッソン・ズンビとスイスからのザ・ヤング・ゴッズの競演は午後6時から。
ジュリオ・メスキッタ広場では、キューバのユサを皮切りに、10組が演奏。マリア・リタがトリを務める。
リオ・ブランコ大通りでは、弦楽器を演奏するカマローネスなど10組が登場。レプブリカやMボイ・ミリンやパレリェイロス、カルモ公園等にも舞台が設けられる他、インテルラゴスやイピランガ、ポンペイアなど、九つのSESCでショーなどが開催される。
特筆すべきは、15日に亡くなったカウビー・ペイショットを顕彰する意味で、22日午後6時からレプブリカ公園で開かれる、アンジェラ・マリア、アギナウド・チモテオ、アギナウド・ラヨル、ファファ・デ・ベレン、ヴァニア・バストス、アイルトン・モンタロヨスらによるショーだ。当初の予定では、ペイショット自身は21日の夜、アンジェラ・マリアと共にサントアマロのSESCでのショーを行う予定だったが、本人の死去により、予定が変更され、22日に顕彰の時が持たれる事になった。(18日付G1サイトなどより)