ジャパンハウスの全体像はいつになったら明らかになるのだろうか――。そんなモヤモヤが残った先日の第3回運営委員会。
ただ、平田アンジェラ事務局長から面白い言葉があった。「漆とカシューナッツの樹液は成分が同じ」。調べてみると、確かにどちらも同じウルシ科に属す。曰く「カシューナッツで漆器を作るなど、JHを通じ連携事業を起こすことも一つの役割」という。
中前隆博総領事も賛同し、「沖縄特産品の芭蕉布はバナナから作ることも可能」と続けた。運営委員や企画局長などそれぞれが、「日伯で一緒になって何かできないか」という思案を巡らせているよう。
各人が独自のアイデアを持ち寄れば、実現可能かどうかは別にして、集約した時に共同ビジネス創出につながりそう。その時、コロニアがどう関われるかは、また別の話だが…。(祐)
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