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 男子バレーのリオ五輪アジア最終予選に臨んでいる日本チーム。2日の豪州戦で4敗目を喫し、2試合を残してリオへの道が絶たれてしまった。メンバーには昨年、ブラジルスーパーリーグのマリンガに所属した福澤達哉選手(29、京都)も。2年ぶりの代表復帰だったが、チームをブラジルに導けなかった。もう2、3人、ブラジルで鍛えた選手がいれば、もしかして?!
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 3日付け本面の『オバマ大統領の広島訪問』記事のなかで、ブラジル被爆者平和協会の盆小原国彦副会長の出身県について、「被爆しているのに、なぜ出身が広島ではないのか」という問い合わせが編集部にあった。盆小原さんは静岡県で生まれた後、広島に引越し、5歳のときに被爆している。「幼いときに原爆にあい、全てが一瞬の内に物質的にも、肉体的にも終わる、それならば身体があまり丈夫ではなく、どこでのたれ死してもいいから世界を見てみたい」という気持ちから渡伯し、ピースボードで世界一周したこともあるとか。最後にたどりついた安住の地がサンパウロ市だったようだ。
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 『朝蔭』第439号が5月に発行された。昨年10月に百寿を迎え、コロニア俳句界最長老といわれるアリアンサ在住の新津稚鴎翁の作だけに<こほろぎとこの移住地に生き残り>には、そこはかとない重みが漂う。<春泥にまみれて河岸を渡る牛>(東比呂)はアマゾン河畔マナウスらしい風情。<チョコ卵貰いて孫ら中身見る>(和田貴美子)はパスコアらしい和やかな家族の光景か。<草虱故郷は遠く半世紀>の小村広江さんはピエダーデ在住。久々に草原を歩いていたら衣服に点々と小さな草の実がくっついて、なかなかとれない。そんな時「ああ、来たばかりの半世紀前と同じだ」とふと思いついたのか。爽やかな一句。