2日午後、南大河州ポルト・アレグレで、幼い子供2人を含む家族5人が自宅内で死亡しているのが発見された。3日付伯字紙が報じている。
ジャルジン・イトゥ・サバラーにあるフェリペ家宅で見つかったのは、ルルデスさん(64)、ルシアネさん(32)、ヴァウミールさん(29)、ルシアネさんの息子のジョアン・ペドロちゃん(5)とミゲルちゃん(2カ月)の遺体で、既に腐乱が始まっていたという。
近隣住民によると、5月27日以降、物音もしなくなっていたが、普段からよくサンタカタリーナ州に旅行に行っていたので、今回も旅行に出たと思っていたという。だが、隣人の一人がルルデスさんの別の娘に電話をかけて尋ねたため、娘が自宅に戻り、遺体を発見したという。
大人の遺体には銃で撃たれた痕跡があったが、子供たちは外傷がなかった。ミゲルちゃんはルシアネさんの身体の下で亡くなっており、ルシアネさんが守ろうとしていたことが伺える。
家の中には武器類はなく、薬きょうだけが見つかったため、警察は自殺の可能性を否定した。ルシアネさんは元伴侶に脅されていたとの情報もあり、警察はあらゆる可能性を想定して調査を続けている。