■訃報■山元守さん 2016年6月7日 ブドウ栽培の開発に貢献した山元守さん(二世)が2日、老衰のためバイア州カーザ・ノーヴァの自宅で亡くなった。享年83。 1933年、サンパウロ州アラサツーバ近くのジャンガーダ植民地生まれ。両親は大分県出身。 パラナ州でのバタテイロを経て、サンフランシスコ河中流域における灌漑ブドウ栽培事業に着手。強制剪定などノウハウを改良して、年2・5回の収穫体制を確立した。 91年には山本喜誉司賞を受賞。葬儀は5日、サンパウロ市ビラ・アルピーナ墓地で行われ、同地に埋葬された。初七日法要などは未定。 山本喜誉司 バイア 2016-06-07 Nikkey Shimbun