曹洞宗南米別院佛心寺(采川道昭総監)は、岩舘尚文氏(岩手県龍岩寺)を講師に招いた『梅花流詠讃歌特派師範巡回講習』を7~21日に全伯各地で行う。受講料無料。
詠讃歌はお経で唱えられる内容にメロディーをつけ、分かりやすく親しみやすい形で教えを解説したもの。日程、場所は次のとおり。
モジ・ダス・クルーゼス禅源寺(7、8日)、イタペチニンガ日本人学校(9、10日)、ポンペイア日系会館(13、14日)、ローランジャ佛心寺(15、16日)ポルト・アレグレ慈水禅堂(18、19日)、サンパウロ佛心寺(20、21日)。
案内のため来社した岩舘さんらは、「お釈迦様の教えは全てのものに対する慈しみを根本に持つ。その教えに直接触れられるお手伝いが出来るようにしたい」と語った。
問い合わせは同寺(11・3208・4515)まで。
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「詠讃歌」とは、仏さまや各宗派の教祖の教え、亡き人を偲ぶ想いを詩にして、メロディにのせてお唱えするもの。「ご詠歌」などと云われて親しまれてきた。曹洞宗のそれは「梅花流」と呼ばれ、柔らかく穏やかなメロディが特徴だとか。日本には6400の梅花講(梅花流詠讃を学ぶ場所)があり、1年に1度梅花流奉詠大会も開催されるという。今回の講習会に参加する皆さんもさらに練習を積んで、いずれは日本の大会に挑戦してみてはいかが。
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