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東西南北

 3日からはじまったサッカーのコパ・アメリカ100周年記念大会。セレソンは4日夜、エクアドル代表と戦ったが、得点なく、0―0の引き分けに終わった。ただ、この試合の後半21分、キーパーのアリソンが、相手フォワード、ボラーニョスのシュートをゴールポスト際で正面で捕球した際にお手玉し、それがゴールに入り、「あわやゴールか」とヒヤッとさせられた。これはボラーニョスがゴールラインを割ってシュートしたと主審に判断され、無効となった。この試合は、ボランチに入ったカゼーミロの活躍で守備は締まったが、ネイマール抜きの攻撃陣は決定力不測を露呈した。8日のハイチ戦に期待したい。
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 米国の経済誌「フォーブス」の毎年恒例の企画「世界で最も影響力のある女性100人」から今年、ジウマ大統領の名が消えた。ジウマ氏は2011年の就任以来、この企画の上位常連で、3位、3位、2位、4位、7位と、世界の女性政治家を代表する存在のようにも思われていたが、さすがに大統領停職処分のマイナス・イメージは国際的にも響いたか。1位には、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が6年連続で輝いた。
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 5月末からずっと雨のサンパウロ州は先週末も連日雨で、カンタレイラ水系への月間降水量は6日午前9時現在で129・8ミリと、真夏並の降水量となっている。6月の同水系の月間平均降水量は58・1ミリなので、これがいかに異常かはわかるだろう。これで4月の異常乾燥による少雨は埋め合わせたが、6日も雨は続行。そろそろ晴れて欲しいところだが。