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選手村の光景(Rio 2016/Alex Ferro)
選手村の光景(Rio 2016/Alex Ferro)

オリンピックの日に選手村紹介=村長はバスケのジャネッチ

アパートの中(Rio 2016/Alex Ferro)

アパートの中(Rio 2016/Alex Ferro)

 国際オリンピック委員会が開設された事で「オリンピックの日」と命名された6月23日、リオデジャネイロ市ではリオ五輪のための選手村が一般公開された。
 最大17階までの建物31棟からなる七つのコンドミニアムには3604のアパートがあり、五輪期間中は1万7千人、パラリンピックの期間中は6千人が利用する。
 選手村の中には、300台のバスが発着できるバスターミナル的な施設もあり、24時間営業の食堂は1日6万食を供する事が出来る。また、レクリエーションのための設備や最新型の機材を備えたジム、美容室、様々な宗教の人が利用できる集会用施設(センター)も併設されている。

村長のジャネッチ(現役時代、Getty Images/Michael Steele)

村長のジャネッチ(現役時代、Getty Images/Michael Steele)

 選手村は7月24日から利用できるが、村長は既に、1998~2007年にブラジル女子バスケット代表チームのキャプテンを務め、同チームの歴代の得点王、1994年の世界選手権の覇者で、1996年のアトランタ大会では銀メダル、2000年のシドニー大会でも銅メダルを獲得したジャネッチ・アルカイン氏と決まっている。
 ジャネッチは米国の女子バスケット・リーグで活躍した初のブラジル選手で、同リーグの外国人選手で唯一、3度の優勝を経験。2015年にはバスケット選手として殿堂入りも果たした。
 2002年2月にはサンパウロ州にジャネッチ・アルカイン研究所を設立。同研究所は毎年、700人の子供達を無料で受け入れ、スポーツ振興に努めている。(23日付リオ2016公式サイトより)