29日、サッカー五輪代表監督のロジェリオ・ミカーレ監督は、リオ五輪に出場する選手18人の発表を行った。以下の通りとなった。
【ゴールキーパー】フェルナンド・プラス(パルメイラス)、ウイルソン(アトレチコ・ミネイロ)、【ディフェンダー】ルアン(ヴァスコ・ダ・ガマ)、ロドリゴ・カイオ(サンパウロ)、マルキーニョス(PSG)、ドウグラス・サントス(アトレチコ・ミネイロ)、ゼッカ(サントス)、ウィリアン(インテルナシオナル)、【ミッドフィールダー】ラフィーニャ・アルカンタラ(バルセロナ)、ロドリゴ・ドウラード(インテルナシオナル)、フレッジ(シャフタール・ドネツク)、チアゴ・マイア(サントス)、フェリペ・アンデルソン(ラツィオ)、【フォワード】ネイマール(バルセロナ)、ドウグラス・コスタ(バイエルン)、ガブリエル(サントス)、ガブリエル・ジェズス(パルメイラス)、ルアン(グレミオ)
以前から囁かれていたセレソンのエース、ネイマールのオーバーエイジ(24歳以上)枠での出場が正式に決まった。同じくOA枠ではセレソンの前線でコンビを組むドウグラス・コスタも選出。フォワードは、現在、欧州強豪による激しい争奪戦が話題となっているガブリエル・ジェズスに、同じく欧州からの興味が高いガブリエルとルアンも並び、かなり攻撃的な陣容となった。
だが、OA枠で最も驚きをもって迎えられたのは、7月で38歳となるゴールキーパー、フェルナンド・プラスの選出だ。今回メインとなる選手、とりわけパルメイラスの同僚のジェズスとは年齢がちょうど2倍となる大ベテランは、14年W杯での惨敗以来、精神面の克服が期待されるセレソンには心強い存在になりそうだ。
また、15年のコパ・アメリカでのドーピング違反で長期の試合出場停止処分にあったフレッジの復帰や、故障がちだったラフィーニャ・アルカンタラ、PSGからの出場許可がおりたマルキーニョスなど、「リオ五輪世代」と目されていた選手たちも順当に選ばれている。
ミカーレ監督は人選に関し、「以前は(前セレソン監督の)ドゥンガ氏と相談で決めていたが、(同氏の解任で)今回は自分に全権が任されているので自分で決めた。(セレソン新監督の)チッチ氏とも話はしたが」と語っている。
これらの選手のほかに、7月14日に代替候補選手4人が発表されるが、この4人は、今回選ばれた18人のうちのいずれかが故障をして出場できない状態になったときしか出場できない。(29日付グローボエスポルテなどより)
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